夜半にしっかり降った雨につぶされた 水源を復旧している時に ふっと見つけてしまった「落葉松の新芽」 改めて自然の巧みさを思い知らされます。
天気予報では、今日も一日降ったり止んだりの予定が 朝方には見事な春の青空となりとても2月の内とは思えない陽気と日差しに誘われて 大鹿村に 松川八洲雄監督の記録映画をみにで掛けてきました。 松川監督のお父上が大鹿出身と言うことが、そもそもの上映のきっかけだったようですが、今回は2回目、上映したのは 1975年制作の 「HANDS・手」 6人の人間国宝の仕事をノーナレーションで説明ではなく表現として描く作品と、法隆寺の宮大工 故・西岡常一氏が棟梁として奈良・法輪寺の三重塔を再建する記録映画 「飛鳥を造る」 の2本立てでした。
宮大工の仕事を紹介する映像は今までも何度か見たことがありますが、ずいぶん久しぶりに見てみるとずいぶんと気づかされることも 多く、昔はただただ見とれていた・・・と言った感覚だった物が、その仕事の精度や仕組みが凄く感覚的に読み取れるようになったことに自分でも驚きました。
我々がやっている仕事とは、時間もお金も月とすっぽんほどに違う世界なのですが 攻めるべき所の感覚が感じられるようになったと言うことは嬉しいことです。
改めて、有限な時間の中で出来る仕事、やれる仕事を真剣に考えなければいけないことを考えています。
もっともっと頑張らなくては・・・と考えつつも、3月は納期の決まった仕事に追われ続けられる様子です。