この地方に住んでいる方なら知らない人がいない 飯田のりんご並木 。
意外に行っているようで知られていないその歴史を、飯田市のパンフレットから抜粋してみると下記のようになります。
昭和22年の飯田大火後、飯田東中学校の生徒たちが「自分たちの手で美しい街を作ろう」と植樹したりんご並木は、幾多の試練を経験しながらも、並木に寄せる思いは変わることなく受け継がれてきました。
生徒たちの抱いた思いは、いつしか飯田市民全体の夢となり、りんご並木を育む精神は、飯田市のまちづくりの基本精神となりました。
実際、たまにしか飯田の丘の上(りんご並木のある付近)にいかない私たちでさえ、何度かりんご並木の手入れをするジャージ姿の中学生の姿を見かけるぐらい、飯田では当たり前の光景になっているようです。
菜や と りんご並木 のがつながるきっかけになったのは、一昨年にオープンした エコハウス にテーブルや椅子を使っていただいたのが 縁 ということになるのですが、昨年、中学生たちが選定したりんごの枝を引き取り、「せっかくだから手入れをした子供たちに思い出の品として返せないか・・・」と考えていたとき、 飯田まちづくりカンパニー さんの方から 発注 と言う形でお話をいただき、卒業生への記念品 として制作させていただきました。
「なかなかできそうでできない仕事を 菜や だから形にした・・・」と自負していますが、手にとった子供たちの感想はどんなことになることでしょう?