林の中で偶然見つけた ミツバツツジ の幼木。
すごい花のつけ方をしているでしょう!! つくろうと思ってももちろん出来ないし、探して見つかるものでもなし、出会うべくして出会った「偶然と言う名の必然」なのです。
突然ですが 「1年後の自分・・・」 を想像してみてください。
今と変わらぬ毎日を、生活を続けていますか? あるいは、続けたいと考えていますか?
平和 とか 幸福 とか 安定 とか当たり前のように考えていたことが、突然途切れてしまうことって・・・。
そう、あの 3,11 もその最たる出来事であったわけですが 「1年後の自分・・・」と言われた時、おそらく破滅的な状態を想像することはなく、より良い状況 より良い未来を思い描くのが 人 と言うものなのではないでしょうか。
より良い未来を想像して、それに近づくための手段を考え、実行に移していく。
「希望のある生活」 というものは、おそらくそんな手順でやってくるのです。
「突然何を言い出すんだ」と思われる方も多いでしょう。
夜中に目が覚めて、私の腕枕でスコスコ寝ている コムギ の頭を撫ぜながら、そんなこと考え始めたら眠れなくなってしまったわけです。
木曜日から 里帰り出産 の準備のために娘の 菜(なな)が帰ってきていて、古い写真など引っ張り出して見ているうちに、この35年間のさまざまな出来事を思い出しては感慨に浸っていました。
苦しかったことも、大変だったことも、過ぎてしまえば 一陣の風の如く であります。
気がつけば孫が生まれるような年になり 「分別ある大人」 を演じていなければいけない 「自分」 があぐらをかいている。
最近、自分の中に住み続けてきた 「少年」 が主張し始めていて、そんな気持ちも 「作品」 にぶつけていくしかないと考える毎日です。
一年後、3年後、5年後 老いるより、若返るぐらいの気合で制作に励みます。
眠れぬ夜の たわごと をお許し下さい。