昨日は午前中は病院で検査。
午後から偶然2件の仕事の依頼の打ち合わせが重なった 天龍村 に出かけました。
天龍村といっても行ったことのある人でないとピンと来ないでしょうけれど、南北に長い長野県の静岡県側の最南端。 標高は高くありませんが、山は急峻。 中心部の平岡を以外は小さな集落が山にへばりつく様に点在する高齢化率40%を超える過疎の山村です。
一件目に伺った Sさん宅 は平岡から30分程奥に入った 戸口(とこう)と言う地区。
阿智村の秘境?と言われる場所に住む私が見ても「こんな所に人いるの???」と、思ってしまう秘境!!
それでも狭い林道を登って、登って開けた場所に出ると6、7件の集落がありました。
ご依頼は蔵に眠っていた 栃 の大板でテーブル等を制作して欲しい・・・というもの。
20枚ほどあった板の中から、使えそうなものを選別して、お預かりして1件終了。
2軒目は15年来の友人夫婦が経営する 山の宿 加満屋 。
こちらは 伊那小沢 から登った集落にある築100年を以上の古民家を改装した民宿で、依頼は古くなったサワラの風呂桶の製作。
風呂桶といっても宿屋さんだから1800X1200mmと言う大きなもの、材料のサワラは自身の山から切り出して製材してあった材料を使います。
スケジュールのすり合わせの結果、5月の中旬過ぎの予約の入っていない時を狙って4、5日で古い風呂桶の撤去から新品の据付等々を完了する予定です。
ご本人とは年1、2度会っているとは言え、加満屋まで来たのは 「5年ぶりぐらいかな??」 と考えてしまうような有様。 泊まり込みで作業させてもらう5月が楽しみです。
来週の25日からは 赤レンガ倉庫 クラフトフェスタ に出展。
バタバタと忙しい日々が続きます。