すっかり冬枯れの坊主頭になった夜烏山。
このところの暖かさは助かりました。 冬支度の外仕事、除雪車の整備や畑の後始末、あれやこれや冬が来る前にやらなければならないことが山積みになるこの季節、とにかく暖かいとはかどります。
それでもこんなに暖かだと 冬タイヤ への交換・・・が当然気持ちも乗らず、「まだいいや」と成ってしまうのは後で辛い思いをするかもしれません。
この数年、初冬の暖かさでカビにやられて諦めていた 干し柿作り。
今年はひろみさんが ずく を出して少量ですが作りました。 どこかで聞いてきたのか「干す前に熱湯にくぐらせる」と言う新手で、見事にカビは退治できました。
アルコールを吹いたり、お酢を塗ったり、いろいろにカビ対策を講じてもダメだったのですが、今年は成功しそうな様子です。
少し大きめの干しづらい物は輪切りにして ざる干し。
ただしこちらは干し仕上がりが早いので、出し入れの度に つまみ食い してしまい、とても保存食にまで届きません。
市田柿の農家なども乾燥機を導入したり、硫黄燻蒸の回数を増やしたりして苦労している様ですが、スキー場共々暖かさを喜んでいるところと苦しんでいるところと様々な思いが入り乱れています。
山に取り残された 柿。 うんできて(やっこくなってきて)渋が抜け甘くなってきます。
野鳥たちもやってきますが、美味しくなった頃見計らったように群れで来るのが 猿。
例年だと12月の中旬ですが、群れが来ると見事に柿が全て消えて風景が変わります。
この暖かさではクマさん達も無事に冬眠に入れたのかどうか・・・?
この数年は柿の木に登るクマを見ませんが、しっかりとお腹いっぱい木の実を食べて冬眠に入って頂きたい限りです。
本格的な 雪 がいつ来るのか?
除雪車の大改修は、まだ終わっていないのです!!