なかなか防犯上の事もあり、後追いの話ななってしまいますが、再び1週間ほど入院してまいりました。
前回の心臓カテーテル手術とは別物の外科手術。 3月初めに怪我をした足の具合がよろしくなく、最初の入院中に形成外科の先生に見てもらった所、「強打した所に大きな血腫があり、除去しないと化膿すると大事になるよ・・」との見解。
いろいろに仕事も詰まっていて悩みましたが、大事になっては後の祭りとばかりに手術を選択しました。
心臓の方の問題でリクシアナ(血液サラサラにする薬)を服用しているので、「なかなか内部での止血が治まらないのでは??」と言う懸念があり、「場合によっては2週間」と言われた入院期間でしたが、見事に克服しての短期退院となった訳であります。
私、自分で言っているだけかも知れませんが「傷の治りがめちゃくちゃ速いんです!!」。
奥様も認める所ではありますが、ほんとに早いのです。
木工職人と言うのは 怪我の多い 仕事でして、「指を落とした」とか「何針縫った」とか当たり前のような職場です。
危険な機械には当然「接触防止装置」と言う安全策が付いているのですが、「仕事の邪魔」とばかりに全て外してしまいます。
自慢するのも馬鹿ですが、私の左手など数々の怪我で「一体何針縫ってあるのやら?」とジッと見つめてしまいます。
さすがにリクシアナを飲み始めてからは、血が止まりづらいので「今一度確認!!」を徹底していますが、ちょっとした油断が大怪我へと繋がるリスクは払いきれないのが現状です。
さて、前置きが長くなりましたが、そんなこんなで無事に帰還してみたら 山は花ざかり だったのです。
桜は満開、花桃も咲き出し、足元では小さな可憐な花々の絨毯が広がります。
そして春の「ひと仕事」になる ゼンマイ。
「ちょっと待ってよ!!」言いたくなる様な勢いで伸びています。
お天気が悪いと収穫しても干すことが出来ないので、天気予報を見ながら、仕事の合間の収穫作業に大わらわです。
仕事の遅れを取り戻すのも必死。 やらないといけない作業も山盛り。
焦りは怪我やヘマに繋がり、それらはさらなる遅れや焦りに繋がる。
「急がば回れ!!」頭の中では流れるのですが中々、なかなか・・・。
ゆっくりと春の花たちを愛でている時間もありませんが、とにかく安全に、確実に進めて行きましょう。
なんだかんだ言ったって、痛いのはもう沢山なのであります。