11月も終わります。 ここ数日、一時の寒波から比べるとずいぶんと暖かい日が続いている様な気がしていたのですが、これが平年並みの気温のようです。 写真のように、今ひとつ枯れ葉が落ち切りません。 何か変な様子なのですが、今年は意外と小雪なのかもしれない、なんて、淡い期待をし始めています。 昨日は大勢お客様がおいでになりました。 同じ村内の方々なのですが、菜やの山に対する考え方や、作品や商品に託す思い、普段の生活や里山で暮らす楽しさなど、思わずいつもの悪い癖で熱く語ってしまったのですが。 年配のご婦人から 不便は感じませんか? と質問され、特にひどく不便は感じないし、それ以上に得るものの方が大きいので・・・とお答えしたのですが、今日しごとをしながら改めて 便利さって何だろうか? と考えてしまいました。 職場が近い、学校が近い、コンビニやスーパーが近い、病院や銀行が近い、駅やバス停が近い 等々、便利さの基準は人それぞれ違ってくるのですが、私にとっては、職場に住んでいるし、大好きな里山には徒歩2,3分で行けるし、コンビニ等はあまり近くない方がお金を使わなくて良いと考えているし、動くのはほぼ車だし、と言った具合になるのですが、けがをしたときや災害が起こりそうなときはけっこう冷や汗をかくのも事実です。 銀行はネットバンキングでかなりかたずくし、お取り寄せで宅配させればここにいながら何でもとどきます。 色々考えていって、車が運転できなくなるとかなり不便な状況にはなりそうです。 あなたは、便利なところに住んでいますか? 一つ便利になるたびに、何かを置き去りにしてきたような気がしてなりません。 暑い寒いの感覚同様、便利さや豊かさは相対的に揺れています。