ポカポカの春の陽気に凍り付いていた道路の雪もだいぶ溶けてきました。 日陰はまだまだがちがちですが、溶けてきたところからスコップで氷をはがすようにどけてやると、少しづつ道路が顔を出してきました。 季節がすぎたころ思い出そうとしても、中々実感を持って思い出すことが出来ない 「雪かき」。 一切溶けてなくなってしまうと、夢の中の出来事だったような感覚になってしまいます。
作業のついでにバックホーでズリ出してきた 朴の木 昨年の暮れに近く出来られてしまったものをもらい受けるよう話をしていたのですが、入院だなんだでやっと運び出すことが出来ました。 一般的に言うと、ほとんど使えるところがないような木なのですが、「こんな小径木でも使える」見本にするためにあえて製材します。 お日様があたって、春を実感しながら帰ってくる途中で見つけたのがこちら
去年も春先のブログにアップした気がしますが「森のダイヤ」と呼ばれる 「天蚕」の繭です。 クヌギの木についているのを時々見かけますが、養殖しているところでは、一面にネットをかけて鳥に食べられないようにしています。 いったいこの繭いくつあると、一反分の糸を取ることが出来るのでしょうか? すごいお値段になることが、理解して頂けると思います。 さて例のお話の続きですが、主治医から中々深刻なことを言われてしまいます。 それまでの経過や、勝手な希望的観測から外科手術で癌はきれいに取れたし、転移等についても全く問題ないと言われるものと思いこんでいたのですが、実際には進行度合いはステージ3aに入ってしまっていて5年生存率で60数パーセント、抗ガン剤を使っても70数パーセントだと言われ、12月29日にはっきり大腸癌ですと言われた時の数倍もショックだったのは事実でした。 しかしあとになって色々な人の話を聞く内に、「私の場合はまだまだラッキー・・・」と思える様になってくるのであります。 たぶん皆さんの知り合いの中にも、もっともっと深刻な状況におかれている方がいらしゃったりするのではないでしょうか。 それぐらい癌を病んでいる方は多いのです。 考えすぎてもしょうがないのですが、定期検診を正確に受けるだけで不必要な悲しみをとうざけることが出来るのは確かだと確信しています。 この面談が2月7日、天気予報で9日から大雪になる様子、「明日にでも退院させてもらえないだろうか・・?」とお願いすると「まあ、いいでしょう」といがいとすんなりOKがでて、翌日抗ガン剤服用のレクチャーを待って退院することとなったわけであります。 9日に降った雪は飯田でも25CMの積雪を記録する大雪(ここらの積雪量としては) だったと後日、新聞で報じられていました。 つづく