
上松技専、正式には長野県上松技術専門校と言う早い話木工の職業訓練校です。
就業期間は1年。 技専としては全国的に珍しく無垢材での加工、製作を勉強できる学校として業界では有名です。
実は私もはるか昔では有りますが、この技専の卒業生。 当時は古い木造のさむ~い校舎で、最後のお披露目は 製作品販売会 だけでした。

昨年春に豊丘の道の駅で開催された県林務課主催の地場産材の展示会で出会った fさん が今年度就学し、販売会の前に開かれる技能祭に誘われたのが、わざわざ出かけた理由です。
沢山の力作が並ぶ会場。 生徒さん一人ひとり自分の作品の前で製作時の思いや技術点を説明してくれました。
多少面識のある元校長さんに話を伺った所「今期の卒業生で独立希望は4人ほど」との事。
私たちの頃は、生徒数は同じ40名でも独立希望が半分以上いた記憶が有りますので「時代や考え方が変わった」と、言うしかない様です。
そんな中でも飯田市南信濃に戻って開業予定のfさん。

本人のやる気さえあれば菜やの仕事を手伝ってもらったり、材料を分けてあげたりいろいろに便宜を図ってあげたいと考えています。
以前もブログで紹介している 菜やの後継者育成プロジェクト 。
長野県や国の事業継承サイトにも登録してある関係で、国内はもちろんカナダからも問い合わせが来る始末では有りました。
それでもほとんどは「M&Aによる事業を買収しいたい」と言う問い合わせで、私たちが考える「事業を引き継いでもらいたい」と言う事とは合致しませんでした。
「いないなら 育てる!!」まだまだ私も元気だし、やる気のある若者さえ見つかればなんとかなる。 かな?
とにかくあまり力まず、あまり出しゃばらず、「困ったことがあったら頼ってください」と言うスタンスで成長を見守ろうと思います。
今後もたびたび行く末を報告いたしますので、皆様も心豊かに見守ってあげて頂きます様宜しくお願いいたします。

すっかり春めいた日が続く様に成り、雪もすっかり消えてしまいました。
暖かいのはもちろんうれしい事ですが、この夏がどうなるのか? 気になる所です。
鼎の明星保育園に入れる園児用の家具の製作が佳境に入っています。
けっこうな数になってしまって、置き場所に困った状況です。
契約書の期限は一応3月10日。
ギリギリ間に合う予定で進めてはいますが、園への納品は4月に入ってからの話です。

最後に製作しているのは、「園庭のカエデの木を囲む円形ベンチ」
外置きのベンチになりますので、腐りに強いクリの木を使います。
地べたには直接つけずにアジャスト金具で浮かせます。
保育園の家具には強い防腐剤等は使えない事のなっているので、いろいろと策を講じなくてはいけません。
木材はすべて松川入り財産区さんから提供された地元材。
上記のクリの他、くるみ、ハンノキ、スギ、等を使っています。
限られた予算と限られた材料の中「やりすぎ・・・」と、さえ思われる仕事になってしまいました。
子供たちの喜ぶ顔を思い浮かべ、今日もがんばってお仕事です。
「春だから 遊びに行きたい!!」もう少しの辛抱です。

夜中、どしゃ降りの雨音で目が覚めました。
朝一の仕事は 水源復旧 の様です。
思わずストーブを着けるのをためらう様な気温。
窓から見る限り、日陰に残った雪もだいぶ解けたようです。

連休初日は春めいた陽気に誘われて天竜峡、川路の周遊コースへ久々のお出かけ。
気温は17℃。
お日様さんさんの景色に心から癒されます。

このお散歩以外、世間様は連休とは言っても我が家は納期前のドタバタ週刊です。
お陰様で「飯田市のお誕生スプーン」の方は全数完成。
エゴマ油で仕上げて乾燥、袋詰めを経て納品です。

まだまだじたばたしている保育園、入れる家具類の方もだいぶ出来て来ては居るものの、まだ手を付けていない物もあり焦ります。
「あれもやらなきゃ・・・」「これも何とかしなきゃ・・・」春めく季節はとにかく気ぜわしい事の連続で有ります。

雪降ったのはいつでしたっけ?
1週間ぐらい前でしたっけ?
30~40cmぐらいの積雪は考えてみると久しぶり。
一昔前はたびたび降っていた様な量ですが、温暖化と言う事で昨シーズンもなかったような気がします。
国道や県道でもでっかい重機を待機させてはいるのですが、おそらく稼働時間は十年前と比べたら何分の一程度になっているはずです。
そんな程度でも定期的に新車と入れ替えられ、運用規則でそうなっているのでしょうが、なんとも「羨ましい様なもったいない様な」複雑な感覚になります。

我が家の除雪機材も老朽化の一途。
長年使ってきた排土板を装備した4WDの古~いデリカは、昨年とうとう絶命。
騙されてつかまされたコマツのミニタイヤショベルも数々の不調を乗り越え、だましだまし動く様にしてはいるものの「いざという時、動かない」有様。
「雪も少なくなって来たし、もういいか・・・」とは思いつつ「やはり機械がないのつらい」と、検討に検討を重ね、結局中古の機械を買ってしまいました。

そんなこんなで今週は長野市までレンタカーで機械の引き取りに出かけて丸1日つぶし。
そろそろ年度末の納期がちらつき始めて仕事三昧。
「春めいてきたらお出かけしたい!!」と言ううずく気持ちをぐっと抑えての日々で有ります。
三寒四温を繰り返し春めいてくれるのはうれしいものの、年度末の忙しさ、わずらわしさが積み重なって行く毎日。
ここからひと月が何と言っても 勝負の日々 になる様です。

滝つぼにたまった落ち葉たちが作り出したなかなかの造形美です。
昨夜から降り始めた雪。
今期一番の大雪になりそうな勢いです。
10年前と比較しても、明かに雪が減って来たようです。
とは言え、南岸低気圧が発達して太平洋岸を通過しようものなら大雪になります。
除雪の機械や道具もなければ困るし、たまの雪にそんなにはお金をかけられない。
悩ましい所では有りますが、また新しい重機を買ってしまいました。
今週の内にはとりに行って来る予定なので、またのお楽しみで御座います。

先日の暖かな日に伐採したミズナラ(左)とクルミ(右)。
写真では大した太さには見えませんが、どちらも元で直径60~70cm程もある結構な大木です。
ミズナラの方は ナラ枯れ にやられて枯れてしまったもの。
前々から倒して薪材にする事を考えていたのですが、山水を取り入れている黒パイを直撃いてしまいそうな位置に気をもんでいました。
「長時間水を止めると凍結するかも?」と言う怖さから気温の上がるタイミングを見計らっていた訳です。
クルミの方は製材して材料として使うための伐採。
乾かすと薄くはなりますが、まるでウォールナット材の様なこげ茶色に思わずニッコリ。
2mの長さで搬出するとしても500kgも有ろうかと考えられる重量になりますので、ここでも重機の出番となります。
搬出作業は雪も解けて3月の末か4月かな?
とにかく年度末の忙しさを何とか片付けてからの重労働と成ります。
今日の午後か明日の午前中か除雪作業に汗を流す事に成りそうです。
「ほっておけば溶けるんだけどね・・・」それでも「片付けないと車が出せなくなるもんで」と言うわけす。
「北国の大雪の事を考えれば土っていう料じゃないだから」
雪国の苦悩は、私たちでさえ量りしえないもので有る事を想像してみて下さい。