飯田 箕瀬でギャラリーを運営しながら、障害者問題や女性の自立の問題等に深く 長く係わり続けていた 小林波奈 さんがなくなられたと連絡がありました。
工房 菜や も創生期からお世話になり、そもそも最初の個展も 波奈さんのギャラリーでおっかなびっくり開いたことが、ついこないだのことのように思い出されます。
昨年、数年ぶりにお会いしたとき、愛猫の今後をとても気にされていたので「どうしようもなくなったなら引き取りますと・・・」とお話をして、数ヶ月後に我が家に緊急避難的にやってきたのが 写真の 黒にゃン です。
黒にゃンを引き取って、数日後に入院されたとの話でしたが、結局 高齢でもあり、回復することもなく、なくなられたご様子に深く悲しみを感じます。
波奈さんには 若い頃から精神障害を抱えた息子さんと、すでに認知症を抱えておられるご主人がおられ、入院する間際までお二人のことで心労を極めていたことを考えずにはいられません。
本当にご苦労さまでした、と思うのみ、黒にゃンは元気でやっていますよ・・・と声をかけてあげたいと思います。