なかなか梅雨らしいお天気がつづきます。 雨降りだと寒いような気温で、ストーブはさすがにつけませんが一枚多く着て、猫を膝にのせて、あしはタケルの腹にのせて・・・とまあ色々と暖の取り方はあるものです。
冬場のストーブ用の 薪 。 里山の循環サイクルの中で私たちに大きな恩恵を与えてくれる最大のものの一つだと思いますが、20年~25年程度で伐採されたナラやクヌギの切り株からは ひこばえ が生えてきて自然に新しい樹が再生されます。
写真のような35~40年生まで育ってしまっても出ることは出ますが、効率は良くないようです。 それに何よりも 薪 に割るのにくろうすることになります。 木工の材料にするためにはこの倍ぐらいの年数はほしいところなのですが、近年、良材の流通量は極端に減少してきて、樹種によっては若い樹でも材料に使っているのが現状です。
家の廻りに薪がしっかりと積み上げられると、なんとも言えない 安心感 が漂います。
昔は、「薪がしっかり積んであるのは、豊かさの象徴だった・・・」と言う話を年寄りから聞いたことがありますが、これさえ貯えていれば寒さをしのぎ、煮炊きも風呂も大丈夫と考えるとなんとも頼もしい限りであります。