クリンソウ。 今年はいまいち花の付きが悪いようです。 先日お話しした 白い花 とは全く同調しない、もっともあちらは 樹 でこちらは 草 の違いもあります。
この土、日 はあちこちで「原発を見直そう・・」と言うデモや集会がさかんだったようです。
マスコミは以前同様一切報道に乗せないだろうと思っていたら、さすがに勢いが勝ったようで新聞等にも報道されていました。 電力会社はマスコミの大きな収入源になっていますので、不利な情報は流させないのが今の二ホンの事実です。
さて、もう一つこんな時期にもかかわらず長野県で新聞等を賑わしているリニア新幹線の建設について一言。
JR東海も国も地方も何をそんなにあわてる必要があるのでしょうか?
震災からわずか3ヶ月。 国難と言われ、非常事態と言われ、復興もままならない状況の今 、税金を使って駅を作れ・・・と言わんばかりの飯田市とその経済界。
何万人という被災者を差し置いて、自分たちの利益を優先しようとするその考えをいったい二ホンの誰が許すのでしょうか?
JR東海と言う民間会社の事業に対して協賛しようとするならば、私財をなげうってでも投資として駅建設に賛同するべきではないでしょうか。
ちなみに駅建設の費用は最低350億円。 一人350万円出資しても1万人の出資者が必要となります。
もう一つの問題は科学はしんようできるか・・・?と言う問題。
原発は「科学の粋」のシステムだったわけです。 これが、「効率」と「利益」とい選択で崩壊してしまった今、
同じように科学の粋を具象化した リニア技術 に対し、何処まで信用できるのか…と言う問題。
まだまだ、技術的に未解決な工法と全くと言っていいほど未知数な電磁波被曝の問題。
この子苦難と言われる時に何故急ぐ必要があるのか? 火事場騒ぎの間にどさくさ紛れ…的な感じさえしてしまうのは私だけでしょうか。
スローライフとかエコライフ宣言都市とかうたっていた飯田市が何をいったい考えているのでしょうか? 本当にスローライフ実践都市を実現したらリニアなんか全く必要ない、むしろ逆効果になってしまう程地域には必要ないものと考えます。
取りあえず、原発も含めてちょっと立ち止まって考えませんか。
科学技術は先進であっても 「効率」と「利益」を掛け合わせた事業に対してはまだまだ不安が残ります。
事故のたびに「想定外でした」と言われてしまったら、あなたは被害者として納得できますか?
長さ20KM以上、地下2000m。 火災が起きたときに乗客乗員がどうやってだしゅつするのか?
それさえも的確に発表出来ない乗り物にあなたは喜んで乗るのでしょうか・・・?
ご意見をお待ちしています。