2年前の3月12日は、長野県北部地震が発生した日。
前日の、東日本大震災が余りにも被害甚大であったために記憶に薄い存在になってしまっている。
世の報道では「長野県で大きな地震・・・」と流れたため全く被害のない私たちにまで、たくさんの安否確認を頂いたことを記憶している。
今日の話題はたまたま同じ 3,12 に起こったわが家の 「想定外」
しばらく前のブログで水道パイプの凍結の話を書いたのは覚えておいででしょうか?
一昨日、大した雨量ではなかったが雨が降り、受水槽の様子を気にしていた時点では大した増水もなく、砂の堆積の想定内の範囲。 問題なく流れていたわけです。
昨日、それでもいくらか溜まった砂を除去。 水ににごりや異変もなくいつも通りの保守作業。
さて、想定外の事態が発生したのは、本日 3,12 の早朝。
雅彦 寝ぼけまなこで起きてきて、顔を洗おうと水道の蛇口をひねると シュッポッ・・・ と聞き覚えのある嫌な音。 そうなんです、この音はポンプアップする水槽の水がなくなってポンプが空転している時の音。
30秒ほど事態がつかめず、必死に何が起こっているのか寝ているオツムを緊急発動。
「え~っっっ なんで水ないの????」とパニックを起こしながら、着替えを始め 外気温計をチェック。
マイナス4.7℃。 「 凍っちまったか? セーフか? 何が起こったんだ・・・???」
長靴を履いて、耐水の手袋をはめ、シャベルを持って いざ水源に!!!
エア抜き用のバルブはすでに氷付き 作動不能。
凍ったホースを無理やり動かすと割れてしまうのでそ〜と揺すって水(氷)が入っている場所を確認します。
水源まで行ってみると、もしや・・・と考えたホースジョイントの脱落は無し。
「何が起きたんだ・・・」と取水口も入水水槽の中も 砂 砂 砂 で詰まっている始末。
雨は降っていないし、昨日から水の濁りまでていない。
いろいろと考察するに 上流で小規模の土砂崩壊が発生して砂の流出が継続的に進んでいるとしか考えられないのだが、同時に流れ出るはずの ねんど による にごり がなぜ発生しないのか???
まだ、さえきっていない頭を無視して体は水の復旧作業に取り掛かっている。
取水口の復旧が完了し、水を流し始めても水は動いていかない。 さあどうする どおする・・・。
一度家に戻り、状況を今一度確認して「今日の最高気温を確認すると16℃以上になる予報」という言葉を信じて、凍ったパイプの溶解作業は午後からっということにしてやっと朝飯・・・と相成ったわけであります。
この後、想像以上に気温はどんどんと上がり、昼前にヤカンのお湯いっぱいをバルブに注いだだけで水道は復旧できたのでありました。
めでたし めでたし
わが家の 「想定外の事態」は、 考えてもみないところにに潜んでいたのでありました。 おしまい。