昨日まで数日続いた 晴れ が終わって、また雲が湧いてきた。
夜中にすごい雨音で目が覚めたけれど、眠たいのが先で再び眠りに落ち、次に気がついたときには静かになっていた。
そんな繰り返しが2度3度。 広島の場合は、そうこうしている内に家もろとも流されてしまったのだろう・・・と、ほとんど寝ている頭で想像していた。
ここでは大雨になると横に流れる沢を石が転がり流れていく ゴロゴロ と言う音が聞こえることが度々ある。
年に1度や2度はこの ゴロゴロ を聞く羽目になるので、割と慣れっこになっている。
3年ほど前だったか、大雨の最中、ジェット機が上空を飛ぶような ゴォー と言う音が響き渡ったことがある。
後でわかったことだが、すぐわきの沢を土石流が流れ下った音だった。
のんきな物である!! やもすればそのまま飲まれて、木っ端微塵になるかもしれないのに、知らぬということは恐怖心さえ起こさないのである。
広島の豪雨災害のひどさが伝わってくるにつれ 経験のない新興住宅地 の悲惨さを感じずにはいられない。 山を切り、コンクリートとアスファルトで小奇麗に固められた住宅地を誰もが信じていたのだろう。
写真を見る限り、ここらのような急斜面の山でもなく、日本中どこにでもあるような住宅地ではあるけれど、あれだけの集中豪雨がふられれば普段側溝を流れているようなチョロチョロ程度の流れも恐ろしい水量に膨れ上がるはずである。
雨雲ズームレーダーで見る限りさっきまで恵那、中津川で真っ赤になっていた スポット は、こちらに来るかと思いきやこれを書いているあいだに東南東に動いて阿南町方面に移ってくれた。
次のご指名はどこになるのか・・・。
氷水程度ならいいれれど、ゲリラ豪雨はご勘弁願いたい。