そもそも私が木工を始めた出発点となった、木曽の上松技術専門校の今年の生徒達の作品展に出かけてきました。
私が通っていたのは平成2年。 懐かしさと当時の不安な心境なども思い出しながら、息抜きのお出かけです。
友人の娘さんが今年の訓練生として入学してはや1年。 1年間の成果が今日の土曜日、抽選で販売されます。
手作りの木工作品が市価の数分の一と言うお手頃価格で販売されるため、本日は大混雑になるはずです。
昨年の5月に工房に遊びに来た生徒さん達も、それぞれに就職が決まりまた全国に散らばってゆきます。
私が卒業した頃と一番違うのは、この就職。
当時ももちろん就職する若い人たちはいましたが、半分以上は独立希望で、夢と不安を山盛り抱えて全国へ散らばってゆきました。
「黙って3年は辛抱しろよ!!」と偉そうにおじさんはアドバイスしておいたけれど、どんな仕事でも同じように一人前になるまではたゆまない努力と勉強と情熱が必要に成ります。
こうした若い人たちを一人でも雇える工房になりたい!!
私たちの新たな野望が盛り上がります。