早いものでもうお正月の準備です。
なんて言いながら、実は制作作業は8月頃からパーツ単位で始まっていました。
私が 木製鏡餅=お鏡様 を作り始めたのは2004年。
知り合いの布の作家さんが布製の鏡餅を作っているのを見て「木でも作れるよね~」と試行錯誤をくり返し、現在の形へと進化してきました。
初期の頃のものは「けっこう笑える???」様なもので、今でも飾ってくれているお店もあります。
昨年の今頃だったか、全く別々の人から同じようなことを言われました。
どちらの方もニヤニヤと笑みを浮かべて「鏡餅売ってるのお宅だけじゃないよね」と、言うのです。
私の方は???。 何の事を言われているのかピンときません。
しばらくして判ったことは、ネットで木製鏡餅と検索をかけるとたくさん出てくると言う事。
どうもこのおふたりは、私の作っている鏡餅は「誰かのものを見てまねたもの・・・」と思ってのニヤニヤだったようでした。
13年前に始めた時も「パテントをとっとけ!!」と助言してくれた友人もいましたが、私どもの仕事はよほどのモノでもなければパテントをとっても合わないのが業界内での常識。 真似をされたら「優秀だった」と考えろ・・・と、教わってきました。
それでもさすがに 串柿 まで真似たものはないと思われますので、とりあえず「菜やのオリジナル」の看板は引き続きうたえそうです。
お問い合わせを沢山頂いていた 本年の販売 を昨日から開始致しました。 大、中、小、製作数に限りがありますので「今年こそ!!」とお考えの方は、是非お早目のご予約を宜しくお願い致します。
飯田 アートハウス での販売は12月21日から、銀座8丁目 STAGE銀座 での展示販売は12月4~9日、国立 黄色い鳥うつわ店さんでも11月下旬頃から予約を受け付けますのでこちらも御利用ください。