今年の福寿草は雪の中から出てきました。
おとつい降った春の雪の前にはつぼみさえ気がつかなかったのだけど???
生きとせ生きる者の強さを改めて実感する事になります。
車ででかけたひろみさんが「カモシカの子供がウロウロしてる」と言うので、カメラを抱えて行ってみると道の脇にしっかりおりました。
カモシカは習性でいきなり逃げずにじっとこちらを観察するので、リードに繋いだタケルはいるものの写真をしっかり撮らせてくれました。
まだ幼獣と言うか少年?てな感じ。
やせ細っている様子ではないので、なんとか生き延びて欲しいものです。
はっきり言って天敵は我が家の タケル ?。 周辺のカモシカが減っている実感です。
ニホンカモシカは今でも天然記念物に指定されています。
しかし、一方では有害駆除の対象として狩猟の対象にもなっています。
毛皮や肉は勝手に売買することが出来ないのです。
ある意味 珍獣 ???
近づくと向かってくるのだけれど、なかなか可愛いやつなんです。
今や憎まれものの ニホンジカ だって幼獣=バンビはめちゃくちゃ可愛いです。
厳しい冬を越した生き物はカモシカだろうとアリさんだろうとお友達感覚になっちゃうのです。
いろいろ難しい問題はありますけれど・・・。
ダンコウバイも満開です。
秋には美しい黄色い葉っぱになります。
フサザクラの芽もフクラできました。
一番早く咲く サクラ? です。
春というのは、やはり「命みなぎる時」を感じざるおえません。
無事に春を迎えられたことに感謝して、生きとし生けるものと共に生命の営みに感謝する気持ちが自然に湧いてきます。
日常に流されている自分に、「気づき」を与えてくれるのも偉大なる 「春」 なのかもしれません。