暑かった8月も今日で終わり。
お試しにソーラパネルを設置して1ヶ月と少しを経過して、いろいろに問題点も見えてきました。
売電をしない独立系のソーラーシステム。 太陽光で発電された電気はチャージコントローラーを経てディープサイクルバッテリーに蓄えられます。
バッテリーからはインバータで100vに昇圧していくつかのLED照明と冷凍庫(55W)で使うように配線をしてあります。
最初の問題はパネルから発生する ノイズ により我が家の重要な情報源のFMラジオがひどい状態になってしまいました。
発電されない夜間は気になる程ではないものの、ピーカンの日中はとても聞いてられないノイズです。
ノイズを低減する方法もいろいろ検討したのですが、最良はインターネット経由の ラジコプレミアム に乗り換えました。
お陰で先日変えたスマホでも良好に受信でき、ブルートゥーススピーカーとコンビですごく良い音環境が出現しました。
お盆前頃のピーカン続きの時には問題にならなかった発電量ですが、曇の日が2,3日続くとバッテリーの残量と電圧が低下してしまうことが判明。 100wのパネル3枚だと計算上1日の使用量とどっこいどっこいに成る様子で、急遽パネル3枚とバッテリーを追加しました。
これから日照時間が短くなっていく事も考慮して、ソーラーで賄えなくなった時には中電の電気を流せるように配線も変更しました。
「停電時の非常電源」が目的で作り始めた独立ソーラーシステムですが、気持ちは「エネルギーを自給自足」を目指して楽しんでおります。
ネットで「オフグリッド」とか「スマートグリッド」とかで検索すると、先達たちの指南がいろいろに見られるのでなんとも有難いのですが、今になって電気や電流の法則やらセオリーやらを勉強している事も中々楽しんでおります。
人里離れた様な場所でも一般的な家電程度なら使えるなんて、一昔前では高価な自家発電を持たない限り考えられない事でした。
この先ドローンによる荷物の配送等が現実に始まると、中山間地のデメリットはどんどんと解消されていきます。
「田舎暮らしには面白い時代がやってくる・・・」そんなことを考えているのは私だけでしょうか?