前にもちょこっと書きました「阿智第二小学校の卒業記念品=図書用木箱」を作るお話です。
担任の先生から「木箱を作りたい」との相談を受け、「組み立てキットにしてお渡しする」とお引き受けはしたのですが、「どうも先生と子供たちだけでの組立はあやしい???」との判断から、子供たちを直接指導しながら組み立てるよう時間を取ってもらいました。
板組の部分には頑固に組み合わされる「あり組みに加工済み」
接着剤を入れて順々に叩き込んでいけばしっかりと組み上がるようにしてあります。
あて木をあてて傷にならないように打ち込みます。
3人ひと組で1台を組んでいきます。
どうなることかと心配したのもどこ吹く風。
無事にしっかりと組み立て完了です。 あとは後日、先生の指導のもとサンドペーパーでしっかりと磨いてもらい、オイル塗装をして完成する段取りです。
釘や木ネジ等を使わないで 木組み だけで丈夫な木箱が出来ることに何かを感じてもらえたら嬉しい限りですが、はたして子供たちにはどのように写ったのかが気に成る所です。
締め切りに追われて苦しい状況が続く日々に、春っぽい日差しがさした感じです。