中学生の体験旅行の受け入れは大体5,6月に集中するのですが、今回は浜松の静岡大附属中学校の生徒さんたちです。
そもそもの予定時間が1時間45分しかないと言う厳しいスケジュール。
それが到着が遅れて持ち時間はたったの90分ほど!!
過去最短の持ち時間のW,Sになってしまいました。
結論から言うと「非常に優秀な生徒さんたちでした」、理解が早いというか、素直に指導に従ってくれると言うか、とにかくなんとかなりました。
実はこのW,S、依頼の内容はスプーンを作るだけではなく、「職人の人生観や山での生活の様子を話して聞かせて欲しい」と言うことではあったのですが、余りにも時間が足りない。
仕事人としては「中途半端な物を持たせたくない」となる訳で、時間内になんとか形にしてあげたいと言う事で精一杯でした。
話を出来たのは「横浜で育った人がどうして長野の山の中に移住したか?」のさわり程度。
理解のいい子達だったから「しっかり話を聞かせてあげたかった・・・」と思うものの、とにかく時間がなさすぎました。
「後でレポート提出だったらこまるだろうな~」
それでもたった1時間ちょいの教習で刃物の扱いは格段に上達した生徒さん達でした。