山道を歩いていると白い小さな花がぼたぼたと落ちている場所に出会う時があります。
上を見上げてみると可憐な花が一杯ぶら下がっています。
シャボンの木ともろくろの木とも呼ばれたりしますが、正式には エゴノキです。
落葉で大きくなっても7,8m程度でしょうか?
花のあとに小さなさくらんぼの様な緑の実が出来て、木の実を水に浸しておくと しゃぼん の様な泡立ちに成ると言う話ですが、試したことはありません。 物の本によるとサポニンが含まれていて「すり潰して撒けば 魚捕り に使える」とも書いてありますが、こちらも試したことはあるいません。
もう一つの ろくろの木 の由来は和傘、番傘のてっぺん、傘の骨が集まる部分を「ろくろ」と言い、その部材に適した木ということから「ろくろの木」と呼ばれると、聞いたことがあります。
緻密でねばり強い性質のようですがこちらの方も実際に試したことがなく、毎年、花を見るたびに「試してみたい!!」と思うところで止まってしまします。
そもそもが見かけるものが太くてもせいぜい15cm程度の直径しかないので、「用材にしよう・・・」と言う気にならないのが本音です。
梅雨入りしてから中々梅雨らしいお天気にはなっていますが、降水量はまだまだ少なめ。
この数日聞こえなくなりましたが、渡ってきたのか アカショウビン の ピヨロロロロ と鳴く声が聞こえていました。
お日様がでないと朝晩、肌寒い様な気温ですが来週は夏至も近づき、また折り返しへとなってゆきます。