不覚にもハチにまぶたの上を刺されてしまいました。
ワークショップ用の木っ端を入れたダンボール箱の一つに ジバチ=クロスズメバチ が巣を作り始めていました。
ジバチはこの辺でもファンの多い「蜂の子」の代表格。
幼虫を甘辛く煮付けて酒のつまみやご飯のお供に、信州の郷土料理や時には缶詰で売られるほどの人気者です。
巣は通常、土の中や家の壁の中などに作られ、段数を重ねて相当な大きさにまで成長するものもあります。
随分昔のことですが、浪合で借りていた展示場の壁にジバチが巣を作り、友人が取り出してくれて近所の爺様の所に持っていくと1万円もらえた記憶があります。
好きな人なら「退治なんてしないで、飼うのよ!!」と怒鳴られそうですが、いちいち刺されても困るので始末しました。
まだ2段だけなので鉢の数も大したことはなかったのですが、刺されるとやっぱり相当痛い・・・。
さらには不意に目にハチが飛びついてきたのでこちらも相当ビビりました。
とにかく流水でしっかり洗って、場所が場所だけに薬が付けられないので、とりあえずかかりつけ医に受診。
アナフィラキシーショックの様子もないということで、塗り薬だけもらってきました。
つい数日前も換気扇のフード裏のアシナガバチの巣を駆除したばかり。
雨が多いのでハチの活動は少なめですが、予期せぬ場所に作られている様子で注意喚起です。
昨年は確か2回、そして今回、蜂毒はだんだんに抗体が増え「アナフィラキシーショック」を発症するリスクが増えてきます。
トタンの裏やちょっとした物陰、さらには今回の様なダンボール箱の隙間、疑えばキリがない状況ですが身を守る唯一の方法は「ハチの羽音が聞こえたらダッシュで逃げる!!」と言う事です。
さてあなたは ハチの羽音 を聞き分けられるしょうか?