8月も終盤に近づきススキの穂も出揃って参りました。
朝晩めっきり「涼しいどころか肌寒い程になり・・・」と書きたい所なのですが、何故か暑い!!
日中日差しのある所で残暑が厳しいのはしょうがないとして、夜 夜中に暑苦しくて目が覚めるなんて、ここでは考えられないこと???。
皆様、お元気でお過ごしでしょうか。
コロナで痛みつけられ、残暑で追い打ちを受け、この先台風でもこられた日にゃたまりません。
ひとえに 温暖化 と言ってしまって良いのかどうか???
それでも確実に毎年気温が上がり、今まで見たことのない虫や病気のせいで色々に変化が出始めています。
目立ってきたのが「ナラの木の立ち枯れ」。
目の前の夜烏山に昨年始めて気になる立ち枯れが見え始め、今年はかなりの本数に拡大しています。
ナラノなんとかキクイムシが繁殖することで起こる立ち枯れの様ですが、ブナ科の木々が被害を受けるとすると山の生き物たちにとって大変な事態になります。
この ナラの立ち枯れ の話を初めて聞いたのは7,8年前のこと。
確か九州か山陰地方で広がっていると言う情報だったと記憶しています。
遠い話と思っていた事が目の前に出現している現実。 考えればコロナウイルスも同じなのかもしれませんが、自分に火の粉が降りかかってこないと動かないのが人のサガ。
猛威を奮った松枯れよりも行政も森林関係も問題視していないように感じるのは私だけでしょうか?
気にして山を見るとあちこちで目立ち始める 立ち枯れの木々。
どうぞ皆さんも気にしてみて下さい。