秋の連休の後半初日の23日、納品のために再び横浜へ行ってまいりました。
今月頭の大倉山での展示会の最中に、お届けしておいたカンバ材のテーブルに合わせたアームチェアーとスツールです。
それと、こちらは2世帯住宅の娘さん宅に収めたクリ材のテーブルとアームチェアーとスツールです。
さすがに1軒の新築のご家庭に2セットのテーブルを収めさせて頂いたのは始めてでした。
この横浜のKさん一家との出会いは中々面白いストーリーなのです。
15年ぐらい前のことになりますが、このkさんのご長女が信濃毎日新聞社、飯田支局の記者として私のところに取材にみえられました。
取材を受け色々と話をしていると、私と同郷、同じ中学の同じ部活の後輩だと言う事が判明。
急に態度が多くくなった訳では有りませんが、なかんか稀有な縁が始まりでKさん一家が展示会等に足を運んでくれる様になったのでした。
不思議なもので現在の中日新聞の記者さんも横浜出身。
田舎から都会に出て行って「同郷」がきっかけで仲良くなるのはよく聞く話では有りますが、現在でも横浜や神奈川出身方は飯田周辺にも随分いらっしゃいます。
生まれてから神奈川県で過ごした時間と長野県に移ってからの時間がちょうど半々になります。
「縁」を求めて動くわけでは有りませんが、「縁」を大事にする事も中々面白い出会いを産んでくれる気がします。
実はこの納品のあと、新たな「縁」を辿って横須賀へ人に会いに出かけました。
横須賀はともかく三浦半島に行くのは20年?ぶり。
コロナのお出かけ規制のお陰で、海を見るのも2年ぶり???。
時間があったので三崎漁港や城ヶ島を目指したのですが、緊急事態宣言下のためかどこも駐車場が閉鎖されていて大渋滞。
あっちへウロウロ、こっちへウロウロ、たどり着いたのは昔懐かしい油壺でした。
何故かここだけは駐車場にも入れて、歩いて小網代の海まで降りることもできました。
潮風を感じ、海に落ちる夕日を眺めて、なんとなく満足。
この後、約束の場所に出向いて夜遅くまで話をして、山に帰り着いたのは翌朝の明るくなる時間帯でした。
再び2週間の自主隔離。
このあとは年末に向けて お鏡様 づくりに追われてゆく予定です。