飯田の桜は満開。
南信州の桜前線は昼神温泉までやってきました。
この所、時間が空いてしまって申し訳ありません。 とにかくなんだかんだと忙しいのと、今日退院してきましたが3泊4日の入院手術もあったりして、山に帰ってやっとこさ「ホッ」としています。
入院手術は、数ヶ月前からの計画的なもの。 ここ10年ほど薬を飲んでいた不整脈がひどくなり、慢性心房細動に発展してしまったため、カテーテル アブレーションと言う左心房を部分的にレーザーで焼いて、不整脈の原因になる微電流をシャットアウトする施術を受けました。
今の所、経過は良好で不整脈も修まってくれています。
アブレーションという技術は結構新しい技術らしく、体中にたくさんのセンサー?を貼られ、医師は私の体の3D画像を見ながら狙いを定めているようです。 もちろん全身麻酔、全身麻酔を受けるのは3度目ですが、今回は意識のある内に、ほぼ真っ裸の様な状態で大勢のスタッフにセンサーを貼られる時間があったので、いい年をしたジジイでも「恥ずかしい・・・」と感じてしまいました。
そんなこんなで無事に生還して、山に帰れば春もどんどん進んでいます。
しばらく前から水辺の周りで、大騒ぎのカエルたちの成果がこちら
動物もこれを食べはしないし、ゲテモノ食いの信州人でも食べたと言う話は聞いたことが有りません。 (カエルの卵です)
ちなみにカマキリの卵や小カマキリを食べる話を先日読んで、それでも食べないのはカエルの卵とカブトの幼虫はなぜ・・・と???が湧きます。
気がつけば一気に伸び始めた コゴミ。
しばらくの間は「コゴミが主食か」と人に言われるぐらい食べまくります。
とにかく美味しい春の味です。
このコゴミも摘んでかごなどに入れておくと、見方によってはヤスデかなんかの多足生物に見えなくもなく、若い人が悲鳴をあげたと言う話も有りますので、そんな人には何とも恐ろしげな原っぱに見える事でしょう。
昔調べたけれど忘れてしまった小さな可憐な花。
そう言えば 沢ワサビ の葉っぱが食われました。 犯人は多分シカかカモシカ。
でもいつもなら コゴミ も「サクッ」と食べられるのに、今回はワサビだけ。
なかなか食通の強敵が出現したのかもしれません。
まだまだあまり役に立たない コナツ に頼るのも酷な話。
元気に山を歩き回れる事に感謝して、最高の季節を楽しもうではありませんか。
ウクライナの事も気がかりですが、みなさんもコロナに負けず、元気に春を謳歌してください。