6日から始まった mago mago 夏合宿。
13日に一人は東京に帰り、昨日 愛媛松山へ中部国際空港からひとり飛行機で帰ってゆきました。
当初、両親と妹が車で長野に里帰りして一緒に帰る予定でしたが、直前に妹がインフルエンザを発症。
私が送っていく事も検討しましたが、お盆休みの渋滞や台風の事も有り、来たルートの逆パターンで中部国際まで私が送り、ANAの乗務員に託しての帰宅と成りました。
ひろみさんもコナツも静かになった山の工房でなんとなく日常を取り戻しつつあります。
それにしてもジイジの「一人で飛行機に乗って来てみろ!!」と言う呼びかけに勇気をもって実行した小学5年生のタイヨウ君。
本人にとっては「初めての大冒険」で大きく成長した事と思います。
「がんばればどこへでも行ける!!」事を覚え、知恵をつけ、勉強して未知の世界へどんどんと進んで行ける様な人間に成長してくれればと願います。
私は地の利の良い横浜で育った事も有り、小学生のころから見知らぬ街に行くことにワクワクしていました。
中学、高校と進むにつれ最初は友達と、そして一人で鈍行の夜行列車に乗って時刻表とにらめっこしながらかなり遠方まで出かけ、ユースホステルで寝泊まりしながらバイトと旅に明け暮れたものです。
やがて自転車で旅をする事を覚え、そして車での移動を手に入れるようになると日本中を動きまわる様になりました。
3人の子供たちはと言うと、子供のころから長野のド田舎に移住してしまったせいか、電車というものが近くになく「移動は親の運転する車のみ」と、言う事に・・・。
それが原因だったのかどうかは判りませんが、上の学校に行ってからも「一人旅をした」と言う話は聞いた事も有りません。
「かわいい子には旅をさせろ」この素晴らしい格言の如く、旅は人間を大きく成長させます。
もちろん危ない事や困った事にも遭遇する事に成りますが、ひとつひとつ壁を乗り越えるが如く自力で切り開いてゆくたくましさが育まれます。
同時に見知らぬ人の親切や危なさにも遭遇して、他人との接し方や見極める 目 もいやでも備わってゆくでしょう。
私が考えるにこれからの日本、世界は我々が生きて来た時代の何倍も難しい時代になってゆくと思います。
生き抜く知恵をつけ、難題に立ち向かって行けるたくましさを備えなければ難しい時代。
学校やタブレットが教えてくれる事だけで生き抜けるとはとても思えないのです。
親にだって先生にだって 回答 のない時代。
「旅をするところからまずは始めてみる」なかなか良い落としどころかも知れません。