おそらくどなた様も「先週までの暑さは何だったの???」と感じている事と察します。
9月としては異常とも言える高温にさらされていたのは信州も一緒。
朝晩は街場に比べればずっと涼しいものの、それでも今週になってやっと「窓を閉め切る」気温と成りました。
世の中で騒がれていた 令和の米騒動 。
新米が出回るようになるにつれ、とりあえず「コメがない!!」と言うニュースを見なくなりましたが現場はどうなのでしょうか?
我が家の場合、5年ほど前までは年間分のお米を、お米を作っている友人から買っていました。
現在は食べる量も減ったせいもあり、都度、共同購入の生協から買っています。
だいぶ減って来たとは言え、田舎ではまだまだ自家用にお米を作っている家は多く、そんな家では新米に手を付ける事もなく、在庫の前年のお米を食べている話も聞きます。
御願いすればどこからかしら手に入る環境も、やっぱり田舎の特権と言える訳です。
それにしても今年は 果樹 が高い!!
初夏の桃も高値安定だったけれど梨もブドウも最盛期を迎えているのに全然安く成りません。
「高温障害で出荷できるものが少ない」と言う理由の様です。
果樹園地域の直売所まで行っても、早い時間に行かないと安いキズモノも手に入らない・・・。
信州に暮らしてうれしい事の一つは「果樹がふんだんに安く手に入る事」だったんですがね~。
都会のスーパーや量販店の方が「安いんじゃないの?」とさえ思えてしまう程です。
果樹農家も高齢化が進み、「一袋100円」均一なんていう無人販売もめっきり減ってしまいました。
「どこどこの農協の直売所まで行けば安いよ!!」とか「だれだれさんに声をかければ安く分けてくれる」とか手間成り、時間なりをかければそれなりにお手頃なモノをゲット出来るのですが「わざわざ行くの・・・」と言う所で悩むわけでした。
キノコもほとんど絶望的。
直売所をのぞくとわずかに 松茸 も出始めてはいますが非常に高価!!
山を見回っても「キノコの き の字も有りません」と、言った状況。
実際には朝晩の気温が下がる事が発生のスイッチになるので、この週末ぐらいからが本番なのでしょうか?
美味しい果樹とキノコ。
つらい冬を控えて、この楽しみをすっぽかされるとなんとも悲しい気持ちでいっぱいになってしまいます。