田舎暮らしには車は必需品。
郵便局ぐらいならチャリンコで行けるけれど、冬場は危なすぎるし4WDでないと帰って来れない事も有るんです。
12年前に低い金利にひかれてフルローンで購入したモコさん。
長い事主にヒロミさんの足として動いて来たモコさん。
軽トラ君がヒロミさんの足にとって代わってから、あまり活躍する場面がなくなりました。
「誰かつかって来れる人が有れば譲りたい」と、あちこち声をかけたけれど反応なし。能登の地震の後、被災地への車の提供をしていると言う カーシェアリング協会 へ提供を問い合わせたのだけど「スタッドレスタイヤが古い」と言う理由で✖だと言う。車検も来年の6月まで「なんとなく乗りつぶすか・・・」と思っていた所。能登にボランティアで行き来している友人がもらい先を見つけてくれました。
輪島の周辺れしいけれど、地域の核となる診療所。地震で大きな被害を受けるも何とか立ち直りつつあった所の豪雨災害。建物も地域診療で使う車も大きな被害をうけ、とにかく大変な状況の様子です。その診療所でお医者さんや看護師さんたちの足としてモコさんが求められました。もちろん引き渡し前にしっかり整備に出し、タイヤも新品のスタッドレスに変えての出発です。
直接ボランティアに行く事は中々難しいけれど、モコさんを提供できた事で少しだけ「ホッ」としている自分がいます。「来年にでも機会を見つけて、能登にも足を運ぼうか」これから始まる 厳しい冬 を何とか無事に乗りこえる事を心から祈っています。