
ユキノシタの可憐な花が満開です。
梅雨空はどこかへ消えてしまい、真夏の太陽が照り付ける夏至らしいお天気が続いています。
各地で猛暑日だとか「6月の最高気温更新」とかえらい事に成っておりますが、ここは避暑地の本領発揮とばかりにすがすがしい空気に包まれています。
先にお伝えしていたモリアオガエルの卵達。豊作?と言う程、あちこちに産み付けられた白い泡泡の卵塊ですが、どう見ても「そこには水がないでしょ???」と言うものを保護して水桶の上へ。
タイミングが良かったのか、翌日にはたくさんの赤ちゃんオタマジャクシが誕生していました。
せっかくなので山沿いの里山に新たに水辺を作ってやり放してやる事に。

もともと水辺があった場所ですが、長年の流入で埋まってしまった場所です。
ほとんど死にかけている重機を動かし水たまりを掘りました。

オタマを放して翌日、泳いでいます。 元気そうです。
さっそくトンボたちもつながって産卵に来ていました。
餌が有るかがちょっと気がかりでは有りますが、そもそも自然界の強い生命力で生き抜いていく事でしょう。
おそらく捕食者のアカハライモリも場所を嗅ぎ付けてやってくるはず。
ヘビに食われ、イノシシに食われながらも遠路、産卵にやって来るモリアオガエル。
来年はこの水辺でゆったりと産卵してくれるでしょう。
2025年の夏至の日の便りでした。