
5月から始まった阿智第一小学校のクラブ活動の指導。
昨年に引き続き「小刀を使ったスプーン作り」をする事に成りました。
生徒さんの数は昨年の15名から一気に減って5名。
4年生1人、5年2名、6年2名、それに担当の先生を加えて6名を指導します。
午後の2時限を使ったクラブ活動では有るのですが、1回1回の間が2か月、夏の期間などは3か月近く開いてしまいます。
おっかなびっくり初めて、なんとか指が動く様に成った頃終了。
次回は振り出しにこそ戻らないものの、再びおっかなびっくりの作業開始です。

削る素材も中学生相手の時よりも柔らかく、削りやすいヒノキを選択。
手も指も柔らかく、とにかくケガをさせない事に指導は集中します。

最終回、なんとかスプーンとバターナイフ?らしきものを完成させ、記念の刻印を入れています。

毎回どっと疲れるクラブ活動では有りますが、お礼の寄せ書きをもらうとほっこりしてしまうのでした。
昨今の教育現場では接する事のない刃物。
この子供たちが今後どのような場面で「刃物を使う実感」を思い出すかは判りませんが、「やらないよりは良かった!!」と考えています。
「自分の手でものを作る事の楽しさ、すばらしさ」AI全盛の世の中だからこそ感じてもらいたいものです。