15日の夕方からちらつき始めた雪で、冬らしい景色になりました。 積雪量としたら、ほんの数センチほどで、雪かきをするほどでもなかったのですが、運動がてら家のまわりと急坂だけ雪かきしました。 シーズンの最初というのは、余裕のあるものです。
日が当たり始めて、木々に積もった雪がとてもきれいに輝きます。 一面のこんな景色も山の中に住んでいないと、なかなかゆったり見ていることは出来ません。 先日質問されたのですが、干し柿、毎日もんでいるわけではありません。 そんなこと出来れば、それはすばらしいできになるでしょうが、さすがにそんな暇もありません。 つるしている間にせいぜい2~3回出来れば上出来と言ったところです。 後は取り込んで、米袋(紙製)にいれて時々がさがさ揺すってやる用にします。 年が明けて、しばらくすると面白いように白い粉が吹いて甘~い干し柿の完成です。 今でこそ、甘いものはいくらでもあふれていますが、3,4十年前、までそれはそれは貴重な甘いものだった、という話を年寄りから聞いたことがあります。 もう少し標高の高い(寒い)地区では、柿もならないため、柿を剥いた皮だけでも買いに来た、と言う話も聞いています。 今でも人をもてなすのに、頭が痛くなるほど甘い味付けをされることがあるのですが、これも貴重な砂糖をたくさんつかう=おもてなし と言う意識があるからのようです。