末の娘 菜の大学の先生からのオーダーと言うことで、特別に製作? した木製コーヒーカップです。
「贈り物にコーヒーカップを・・・」と言うお話を頂いたのですが、菜やでは定番で製作しているものはなく、時間的に乾燥から作っている時間もなく、つきあいのある南木曾のろくろやさんに相談したところ「いくつかある」とのことで みずめ桜の木地のものを譲って頂きました。 これを福島県の会津で代々蒔絵師をやっている友人 大沢周 さんの所に送って 「内は朱漆、外は拭きうるしに桜の蒔絵」 でとの注文で仕上げてもらったものです。 ななやは何をしたかというと、茶托代わりのケヤキの台と橡杢のティースプーンを添えて 桐の箱を作って・・・と言う具合なのでした。
お客様の望むものをこの世に生み出すためのプロデュース。 中々難しいパターンでしたが、結果オーライの仕事になりました。