あまり美しい写真でなくてごめんなさい。 見ての通り、今日のお話の主役は 洗濯機 なのです。工房を建設したとき、今のように生活するとは考えていなかったので、洗濯機の置き場所なんて設定していなかったのでした。 結果として 洗濯機は 裏口の脇 つまり外に置くことになってしまったのです。 寒冷地で 洗濯機 を外に置くとどういうことが起こるか・・・。 想像できますでしょうか。 もちろん春から夏そして秋までは 野鳥のさえずりを聞きながら優雅に新鮮な空気を味わいながらのお洗濯になり、なかなかの幸福感さえ味わえるお洗濯となるわけです。
問題は 冬 。 それも1月、2月、3月の中旬頃までの厳冬期に中々大変な作業が伴うことになるのです。 大体察して頂けたかと思いますが 凍結との戦いが朝一番のお仕事になります。 さすがにマイナス10℃や12,3℃程度では洗濯中に凍り付く何て言うことはないのですが、洗濯終了後 しっかりと水抜きをして ヒーターをそうの中に投入して断熱材をまいてしまっても、翌朝になると給排水の弁が凍り付き、最初のお仕事は 大鍋に湯を沸かして、洗濯機まで運んで、凍り付いた部分を溶かすことが必要になります。 時に一杯でたりず2はい、3杯と運ばなければならないときもあったりして・・・。 当初考えていた予定としては、風呂場を新築するときに当然ながら洗濯機も室内に収納する と言うことだったのですが、裏口のスペースで何とかおけるかもしれないと、思いつき、実行に移した次第であります。 問題は 給排水の新設、そして電源コンセントも新設。 給水は壁の裏のトイレの給水栓を分岐して、壁に開けた穴をとうして洗濯機脇に専用蛇口を新設。 排水は 従来の配水管を延長して基礎の通気口から床下に入れ、床を貫通して クリアー。 電源は2階の予備の電源ラインを延長して階下におろしコンセントを新設して GOO. 結局蛇口が一番高くて¥2,500 ほどそれ以外のパーツは100円、200円という程度のものばかりで総額でも4000円までかからないで仕上がりました。 セルフビルドで建てた家だから、すべての仕組みがあたまに入っているから、段取りがすぐに判る楽しさ。 業者に頼んで施工してもらったらどれぐらいかかるかはご想像にお任せしますが、 こうしたことも苦痛と言うよりも楽しみに変えてしまう生活が私たちの自慢なんです。 セレブな生活を夢見るより、質実剛健 豊かな暮らしはいかがでしょうか。
追伸 お洗濯に苦労していたのは、99%ひろみさんです。 ひろみさん曰く、「この喜びが 理解できる人間がはたしてどれだけいるのだろうか・・・?」 と申しております。 あなたはどの程度理解できるでしょうか?