師走に入って初冬らしい朝が続いています。 写真のグミの実 ふつうに食べると渋みが残って口の中がにがにがなりますが、朝一番 まだ凍っている内に食べるとあまり渋みを感じることもなく美味しく食べられました。 もう少しほっておいて水分が抜けてくると、甘さが目立ってきて美味しく食べられるそうです。 下の家の大家さんから頼まれていた ヤナギの木 を伐採しました。
写真ではスケールがないので 大きさが判りませんが胸高直径で 45CM 程。 大木とは言えないけれど中々立派なヤナギの木です。 この木の立っているところは 湿地 で春にはさまざまなカエルが集まってきて大合唱になるところです。 手伝いに来てくれると言う人がいたので
急きょ 着ることにしたのですが チェーンソーで伐採して バックホーで上の畑までズリあげて
適当な長さに刻んで、それぞれの太さに分けて運搬。 根元の太いところは、材料として製材するようにして、太くても節や腐れ等のあるところは薪用に、腕とか足ぐらいの太さの部分はキノコのホダギとして使います。 それより細い部分は、フロやストーブの焚きつけようにそろえて寒くなる前には作業を終了しました。
ヤナギの木もとても種類が多く、いまいち断定できないのですが、材はやわらかいようで実は堅く 虫食いや、腐れが多いためほとんど利用されてはいないようです。 調べてみると、とにかく成長が早いので、CO2 の吸収量がカバ科のハンノキなどと共に多い樹種の一つとされ、今の時代にとってはなかなか有用な樹種とも言えるのかもしれません。 ちなみに河川敷などにやたらと生える樹種に、このヤナギの系統と外来種のニセアカシアがありますが、台風などで増水して木が洗われる様な状況になった場合、ニセアカシアは折れて流され災害に拍車をかけてしまうのに対し、ヤナギは粘って流の抵抗となりその役目を果たす・・、と言う研究記事を読んだことがあります。 すべての木にそれなりの役目があるって言う感じですね。