
シャカの花がきれいに咲いています。
週の初めの大雨の後、輝くほどの好天が続いていましたが週末は雨模様の様子です。
道筋ではツツジの赤い花がトンネルの様に咲き誇っています。

ミズキの花も咲きだしました。
何だか「ついこないだ咲いていた気がするのだけど?」と、思うぐらい目につく白い花ですが、改めて1年の過ぎる速さに思い知らされます。
ボチボチと家庭菜園の畑の耕運も始まりました。
あちこちで地震も多いし、不安も尽きない毎日ですが淡々と毎日は進んでいきます。

もう一つ、この時期の大事な花。
毎年書きますが、この白いツボミをみるとシロイルカの鼻先を連想してしまいます。
「朴葉餅買いに行かなきゃ!!」これも毎回考える事でした。

朴ノ木の新芽です。
あっという間にすくすくと淡い萌黄色の葉を大きく広がる朴の葉。
一山超えた 木曽路 へ朴葉餅を買いに行きたい衝動にかられます。
おそらく中津川の駅横のお土産屋さんや道の駅などには、域内それぞれの和菓子屋さんの朴葉餅が所狭しと並べられ、姿や味を競い合っているはずです。
近くて遠い朴葉餅なのであります。

さてさて世の中は今日からG,Wni突入の様子。
こちらでは花桃祭りも終わり、渋滞を気にせずに買い物にも出れれる様になりました。
とは言っても、今年の場合、実際に渋滞が起きていたのは先週の土日の極一時的な時間帯だけだったようでありました。
それでもコロナが落ち着いたと言う事なのか、昼神温泉はずいぶんと賑わいを取り戻してワンワンしている様子です。
こちらは少し前からゼンマイ採りと乾燥作業に追われています。

別にお仕事ではないのでそんなに力入れてやる事もないのですが、「楽しみにしています!!」と言う方たちがおるもので作り続けている??のでしょうか? 生えているのはほとんど工房に回りなものでさほど苦もないのですが、とにかく色々と手間がかかります。

まずは綿を取ってきれいにしたものを釜茹でします。
この綿は結構しっかりとした繊維なもので、大昔は繊維に紡いで織られたものもあったそうです。
そういえばずいぶん前に京都の織物会社の資料館に頼まれて送ったこともありました。

茹で上げたものを天日干ししてモミを入れていきます。
もむタイミングが中々難しく、早すぎてもくちゃくちゃになってしまうし、上手く硬い繊維をほぐすのがみそです。

3回ほどモミを入れてあとはひたすら天日干し。
保存食ですからとにかく水分を飛ばしてカラカラになるまで4,5日かけて干し上げます。
あとは100gづつ袋詰めして乾燥材を入れて出来上がり。

国産ゼンマイの生産地は北信越から東北地方にかけて。
それでも年々生産者の高齢化が進み、後継者もなかなか難しいのか生産量は減少の一途をたどっている様です。
道の駅で売られているものでも裏を確認すると 中国産 とあるような時代。
「価値をわかってくれる方にお分けしたい」そんな気持ちで作り続けている 乾燥ゼンマイ 。
5月中旬ごろからHPでも少量販売致します。

すごい勢いで芽吹きが進みます。
やや風が冷たい今日ですが、日差しの強さは中々のもの。
野も山も単調な枯草色から淡い萌黄色へと脱皮していくかの様です。
ヤマザクラも福寿草も落ち着いて、草むらの足元には可憐なショウジョウバカマの花が咲いています。

この年にして花粉症が発症してしまいました。
どうもヒノキの花粉に反応している様子で鼻水が止まりません。
沖縄に行く前に「あれ、おかしいな・・・」と、気づいてはいたのですが、沖縄にいる間は何の症状もなく、帰ってきたらやっぱりグジュグジュに成っていると言う事は、素直に花粉症を見止まるしかない様です。
今日あたり、咳や微熱ですが発熱もあり「沖縄から帰って約2週間、もしかしてコロナ???」とも考え、持っていた検査キットを使ってみたのですが見事に陰性。
明日以降、症状がひどくなる様なら発熱外来を受診しようと思っています。

真っ赤に色づいた花の木の芽吹き。
この地方の固有種で一応 天然記念物 にも指定されているカエデ科の落葉広葉樹です。

かんざしを広げて、これが赤く見える正体です。
例年より10日以上早く タケノコ も出始めました。

これぞ 旬 と、言わんばかりの筍。
米のとぎ汁で湯がいて、鰹節で煮つけて美味しく頂きました。
何年振りかの発熱で半日寝込んでしまいました。 まあ。日曜日ですので何を気にする事もないのですが、根っからの貧乏性がどうもいけません。
春はやらなければいけない事がてんこ盛り。
焦りは禁物!!と自分に言い聞かせつつ、とにかく回復を待つ、わが身で有ります。

19日夕方の園原の花桃の様子です。
まだまだ、この土日もうんざりする程賑わいそうです。

お出かけには朝早いうちか、夕方がおすすめです。
とにかくドン詰まりの地域なので渋滞必至!!
お陰で郵便局に行くにも自転車で行かなければいけません。

花桃は生育も良く。花の期間も長いので各地で植えられています。
そもそもは山を越えた南木曽町の読書水力発電所=(明治だったと思うけど、日本で最初にドイツから導入された発電機で作られた水力発電所)の導入の折、のちに電源王となった 福沢桃介(福沢諭吉の親族)がドイツから持ち帰った苗木が大元と、言われていたと記憶しています。

1本の木で紅、白、ピンク、と咲き分ける花桃。
よろしかったらお出かけ下さい。