とりあえずのご挨拶は「暑いですね~」なのですが、大きな声では言えませんが、ここは涼しいのでした。
39℃、40℃、との半ば叫び声にも聞こえる気温がラジオから流れてきます。
確かに山を下りて昼神あたりでも32~3℃。
飯田まで出ると35~℃。
先日、車の気温計は38まで上がっていました。
それでもここ(工房のある里山)では微妙では有りますが30℃に未だ届かず・・・で、あります。
先日の日曜日、神奈川まで納品に出かけ、あまりの暑さに身の危険を感じてとんぼ返り。
時間も有ったので高速代をケチり、暑さで有名な甲府盆地での車載温度計は何と41℃まで上がりました。
道路上と言う事ではありますが、「エアコンなかったら死んでしまう!!」と、真剣に考えてしまいます。
改めて 涼しげな画像 をどうぞ。
毎年思う事ではありますが「信州に来てから梅雨時の鬱陶しさを感じない?」と、言う事。
標高が高くて気温が低いのはもちろんですが、湿度が基本高くない。
例えば32~3℃まで気温が上がっても、湿度が低いとそんなに不快指数は上がらないのです。
お日様の当たる所に出れば、強い紫外線でじりじりと暑さは感じますが、日陰に入れば木々の間をすり抜けて来た涼しい風がある。
日が落ちれば「スーと気温が下がって来る」のです。
温暖化の影響で毎年繰り返される酷暑。
一歩間違えれば誰でも熱中症の危険にされされているのに、慣れっこになっているのか危機感もない人々?
それでも都会を目指して、タワマンに住む事を夢見て人々は田舎を捨てて行くのであります。
当たり前の日常を俯瞰してみる目。
そんな事がこれからの生き方を見つける方法になるのかもしれません。
昨日「ギャラリーかれん」での展示は終了し、夜遅くに無事に山に帰ってきました。
運転疲れも手伝ってぐっすりと寝て一夜明け、「やっぱり山がいいな…」といつもながら噛みしめる朝でした。
留守の間にモリアオガエルが産卵したとの事で、見に行くと。
沢水を引いている池の上に3つの卵塊が出来ています。
3日ほど前の雨の日に作っられたようで、まだオタマジャクシは見えませんでした。
一月ばかり前に撮影されたものですが、モリアオガエルの雌の個体です。
モリアオガエルは天然記念物に指定されている希少生物。
水辺の木の上に産卵して、オタマジャクシは落下して水に入り成長します。
枝が水上にかかる樹木でも結構遠い所に生えている場合もあるのですが、ちゃんと根元を見極めて登って行きます。
研究者も多いのでしょうが、この「どうやって判断しているか???」の正解は聞いたことはありません。
へびやらイノシシやら捕食者がわんさかいる所を、結構な距離、産卵のために移動してくるモリアオガエル。
無事に育つよう、いろいろとお手伝いをさせて頂く気持ちです。
ほぼ毎年、小規模のクラフト展として出展している横浜、大倉山の「ギャラリーかれん」、ギャラリーの性格上、平日のみのオープンになりますが今年も出展します。
「ギャラリーかれん」は東急線大倉山駅を出て左、横浜銀行の並びにあります。
初日の17日は 13:00~17:00,18日(火)から20日(木)は10:00~17:00,最終日の21日(金)は10:00~15:00,の開催時間と成ります。 平日の日中時間のみの開催時間と成り、お勤めの方には申し訳ない限りです。
取り立てて 新作 と騒ぐような物もないのですが、人気のスツールやキューブ型の花器なども新たにアイデア盛り込んだものを出品しています。
「横浜はさぞかし暑いだろう・・・」と、かなりビビっておりますが、お出かけ頂ければ幸いです。
来年はパシフィコ横浜で開催される モンベルフレンドフェアー も久々に開催される模様。
そろそろ集大成的な個展もやりたいとは思っているのですが・・・。
とにかく元気に作り続けて、この仕事を残していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
阿智村が「日本一の星空ツアー」で売っている事はだいぶ知れ渡っている様子です。
本当に 日本一 かどうかはいろいろと意見のわかれる所ではあるのですが、昼神温泉にとってはとても良い宣伝になっている事は事実であります。
昼神温泉を統括している 阿智村観光局。
この観光局からたびたび相談を受けるのですが、今回の製作依頼は「星形チップ」。
これを「地元のヒノキで作ってほしい」と言うお話です。
一つの大きさは25mmx25mm程。
数は最初5000個だったのが、追加5000個で計1万個。
5個づつ編みあみの袋に入れて「宿泊客にプレゼントする」のだそうです。
要するに 七夕シーズンの販促品 と言う事であります。
一応 木曽桧 同等の天然ヒノキで作っているので、顔を近づければ結構しっかりヒノキのいい香りが楽しめます。
最初の5000個は知人の木工屋さんに丸投げしたのですが、残りの5000個は自分で作る羽目に・・・。
角棒を5角形に加工して、さらに切れ込みを順番に入れて星形の棒を作り出します。
これを10mm厚にぶつ切りにして行く訳ですが、とにかく数が数なのでなかなかの仕事量です。
足掛け4日で何とか全量完成。
さらなる追加がない事を祈りながらの納品と成ります。