栃のみがだいぶ落ちるようになってきました。 写真では栗のみと同じように見えるかもしれませんが、栗よりもころころと丸くて、ずっしりと重たいような気がします。 縄文の昔から大切な食料の一つとされてきた 栃の実 あく抜きして食べられるようにするのは、実はかなり高度の技術が必要らしく、木の実のあく抜きでもっとも難しいと言われています。 (私は挑戦したこともありません) 今日は町の方ではかなり暑くなっているらしいのですが、ここは実にすがすがしく、気持ちの良い初秋の一日になっています。 日差しは一時期に比べるとずいぶん柔らかくなって、風も何とも良い具合に吹いています。 こんな日はゆっくりと山でも歩いてキノコの出具合など見て歩きたいものですが、なかなかそんな優雅な余裕もなく仕事に追われています。 夕方から末の娘を迎えに小牧空港まで行ってきます。 山の中と言っても1時間半ほどで空港に行け、必要なら沖縄でも北海道でも行けてしまう・・・優雅と言えばけっこう優雅ですよね。
写真は ミゾソバ しょうもない雑草なんだけれど、アップしてみるとなかなか可憐・・・。 へんなのはこれでなくて、 これです
そろそろひょっとして出ているかも・・・と、舞茸の床をのぞいたらなぜかテニスボールが落ち葉の中にある と、取り出してみたのが写真です。 大きさは軟式のテニスボールを一回り小さくした大きさ、弾力もありまさにボールそのもの。 ただよく見るとひげのような根がついている。 なんじゃこれ てなことでキノコ図鑑で調べたところ スッポンタケ の幼菌と判明、 切ってみそ汁にいれると食えると書いてありますが、ちょっとやめておきます。 スッポンタケというのはにょろにょろとスッポンの首のようにのびて先っぽに黒っぽい網状の頭が出来るやつなのですが、幼菌は見事に卵でした。 台風以来おてんきもぐずついたままで寒いような、暑いような毎日が続いています。 今年のキノコのできはどうなることやらと言った感じです。
ご心配頂いて有り難うございます。
台風はほとんど拍子抜けするほど、風も雨も対したことなく過ぎ去っていきました。それよりも神奈川、埼玉、群馬 の友人、知人がたくさんいるので、気になっています。 9月に入り、ずいぶん涼しくなってきたのに、あぶ が元気に飛び回っています。 今年は7月の台風4号の大雨で幼虫が流されたらしく、8月に入ってもほとんど姿を見せず とても助かっていたのですが、お盆頃から飛びだして未だにぶんぶんしているわけです。 はえたたきを持って追いかけると、奴らは殺気を感じるんだか逃げ隠れします。 そして 仕事に熱中していると、体のまわりを飛び回る 何ともやっかいな連中です。 かまれるとけっこう痛いしはれるし、早くいなくなってほしいけれど、涼しいが寒いに変わっていくのはいやだし・・・そんなこんなの毎日です。
気がついたら、夏は終わっていました・・・と 言うような涼しい天気になっています。 のど元過ぎれば熱さ忘れる・・・のとおり、 暑かった日々が懐かしくさえ思えます。 それでもまだ ミンミンゼミは頑張って鳴いているし、やっかいな アブも最後の力を振り絞るように飛びまわっています。
ツルボ こんな時期に咲くんだったっけ・・・と、思いながら写真を取りました。 秋の花の次々と咲いています。
ギボウシの花 先日、体験旅行の研修で鳥取からおいでになった方が こんなに濃い色のものは初めてです・・・とおっしゃっていました。 高山植物と同じで、紫外線が強いほど発色が強くなるもようです。
ぼけーと 休憩していたときに足下に飛んできた、見たことのない 蝶。 色やかたちはアゲハチョウの様なのですが、大きさがモンシロチョウほどしかありません、図鑑で調べても解らず
解る方は、ごれんらくを・・・。
コオニユリ ススキの原の様なところに、すーとのびて 重たい頭をうなだれています。 百合の根は猪も好んで食べるのですが、コオニユリは余り美味しくないのか、そんなに減っていかないように思います。 前回紹介した フシグロセンノウ 同様とても目立つ花になります。 日中は30度近くまで気温も上がり、暑いなーと感じるときもありますが、朝晩は涼しいより、やや肌寒いぐらいになってきました。 半袖で過ごしていられるのも、あと少しだな~ なんて、ゆく夏を懐かしむような 何か寂しいような そんな季節になってきました。 風はあくまでさわやかで、虫の音は日一日大きくなっているようです。